事例｜生産方法の変更と、当社での一貫生産でコストダウンを実現

生産方法の変更と、
当社での一貫生産でコストダウンを実現 CASE 03

• お客様の業種・業態

  ： 電気機器メーカー

• ご相談の製品

  ： 板ばね(異形状薄板ばね)

• 技術・工法

  ： マルチフォーミング

• ご相談の背景

  他社で板ばね製品を購入されていましたが、コストが高いとのことでした。
  もっと安く製作できないかということで、国光スプリング工業にお声掛けいただきました。

  

• 国光スプリング工業からのご提案

  これまではプレス加工により量産されていましたが、製品の形状からして、プレス加工での製作では多くの材料ロスが出ることに着目。
  
  同じスペックの製品を、マルチフォーミングにて製作することをご提案しました。
  
  

  POINT
  プレス加工とマルチフォーミング

  複雑な製品をプレス加工で製作する場合、金型が複雑になって型の費用が高くなったり、穴あけや曲げなどの工程が多くなったりします。
  マルチフォーミングの場合はプレスや曲げを1回の工程で連続して加工でき、複雑な形状でも成形しやすいという特徴があり、場合により製品の単価を抑えることに有用です。

  

• 実際に行ったこと

  生産方法をマルチフォーミングに変え、国光スプリング工業で一貫生産。フォーミングマシン用の金型設計から量産まで、すべてご対応しました。

  

• その結果…

  マルチフォーミングに変更することによって材料ロスが減り、約30%ものコストダウンを実現しました。